〘名前〙　Azalea・Cranbe（ｱｻﾞﾚｱ・ｸﾗﾝﾍﾞ）

〘性別〙　男

〘年齢〙　24

〘身長〙　177.2cm

〘容姿〙

ボサボサに跳ねた癖っ毛を適当に一括りにしており、艶の無い黒髪はどことなく黒猫を連想させる。黒縁の薄っぺらな四角い眼鏡の奥には虚ろな金色の瞳が濃い隈をこさえており、肌は血色が悪く蒼白い。骨ばった手足は細長いが成人男性の大きさで、頼りがいはないが貧弱という程でもない。
黒いYシャツは上のボタンを開けられ、ゆるく申し訳程度に結ばれた白いネクタイはシャツのポケットに無造作に突っ込まれており、研究者を体現する白衣は袖を通しただけで時々肩からずり落ちている有り様。黒いスラックスに白い靴下、黒い革靴を履いており、靴底に何か仕込まれているのか、細身の割に重たい足音が鳴る。服装は緩いが姿勢は良く、それなりに重要な場であればかっちりとネクタイも締めるし髪を整えることもある。

〘性格〙

抑揚の無い声色に、変化の乏しい無表情をした天然のポーカーフェイスがどこか近寄り難く冷たい雰囲気を出しているが、誰に対しても丁寧でよく気遣いを忍ばせていることから、かなりのお人好しかつ周囲をよく見ていることが伺える。被験者達への態度も柔らかい方で、特に赤点が近い被験者をよく気に掛けている様子も確認されている。規定外の必要以上の接触は見られないが、規定に反さない程度に被験者との交流を持ち、被験者のストレス軽減を試みていると見られる。ネバーランド達を"子供"と思っているのかもしれないが彼は＿＿まぁ業務に問題はないだろう。実際、あの虚無の瞳で淡々と役割をこなす様子はちょっと怖いまである。立ち回りも自分自身のコントロールも実に上手いと言えるだろう。
手先が器用で細かい作業や医療処置にも長けている。元々は内科医を目指していたこともあるのだろう。若手故か雑務を押し付けられて徹夜していることがよくある。同業からは総じて不愛想だがそれなりに良い奴といった印象を受けているようだ。本人がどう感じているのかはよくわからない。あのポーカーフェイスを見抜くにはもう少し時間が必要になるだろう。そういえばチューハイ一缶で吐くほど下戸だ。煙草よりもアロマミストの方が好みらしいし、ストレスを溜め込むタイプだろうな。近頃はラベンダーのアロマが気に入っているらしくてやたらと花の香りがする。
しかしまだ若いのに…

〘Like〙 甘味、塩味、他者の髪を整えること

〘Hate〙 苦味、医者、引き金を引く感触

〘備考〙 一人称：俺、二人称：あなた・お前、三人称：彼ら

イメソン：へる

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誕生日：10/18

〘SV〙

「どうも。今日の測定を担当するアザレアです。」

「あなた、酷い寝ぐせですね。…ブラシを持っているので手伝いますよ。はぁ、俺は別にこのままで問題ありませんので。」

「顔色が悪いですね。少々失礼します…、疲れが溜まっているみたいですね。昨夜はよく眠れなかったのでは？…横になれる所に行きましょうか。」

「お疲れ様です。…紅茶を淹れますが、あなたも飲みますか？…あぁ、コーヒーは少し…苦すぎるので。」

「馬鹿ですね。俺はお前と違って"大人"なんですよ。…仕事と感情を切り離すことくらい、容易いものです。」

「家族…ですか。俺からは大して面白い話も出来ませんよ。そう呼べる血縁者はこの世に居ませんから。」