奏凪蒼一郎が戦場に行くお話。
※ソロルです
※妄想100000000％です。問題があればすぐに消します。
※駄文です
※くそ長いです。おまけにバッドエンド

『えぇ？この花、アザレアって言うんだ…』


『いや、同僚に同じ名前の奴が居てさー。こんなピンクでかわい～感じじゃねぇからなんか意外っつーか。へぇ、ツツジって言う地域もあんだ。』


『っと、おいおい、へーきか？オレはお前の"花を出す能力"好きだぜ？そんな顔すんなって。』


『ん、アザレアって名前の同僚か？…うーん、オレもあんまあいつと話した事ねーからなぁ。』


『あぁ、あいつの家族はネバーランドに殺されたって話か。確かにこの研究所じゃ有名だよな。…いや、オレも本人から聞いたことはねぇけどよ。でも…もし嘘なら、否定くらいはしてくれそうな奴なんだよな。…それって実際そうってことじゃねぇかって？まぁそう思ってるぜ、正直。』


『そうやって暴走しちまうかもしれねーってのが心配なのか？…ま、確かにそういうおっかねぇ能力もあるけどよ。少なくともお前は大丈夫だって！こんなに優しいんだしさぁ、お前のそういう優しさ、オレはけっこー大事だと思うぜ？やっぱ人は心だからな！心が死んじまっちゃたまったもんじゃねーんだわ。お前の花はその心を生かしてくれる、大事なモンだ。』


『オレ？オレはそういう確執とかねーからなぁ。この職に就いたのだって、なんつーか、流れっていうの？俺が大人になった時期がさぁ、丁度こういうのが始まったころだったからよ。』


『だからオレみてーなのはきっとそのうちポカやって死んじまうんだろーなって。そんなら好きなようにさせて貰った方が生き得っしょ。』


『おいおい、なんでちょっと泣きそーになっちゃってんだよ。オレは研究員だぜ？懐かれちゃ困っちまうわ。』


『っと、緊急コールか。あ、これ貰ってってもいいか？アザレアに見せてやろうと思ってさ。』


『さんきゅ！じゃ、またな！』



***


既に死亡した研究員の録音データです。


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